第55回旭丘祭 旭丘高校生物部と北大大学院生とのコラボレーションが実現しました!
7月19日(土)開催の札幌旭丘高校学校祭に参画致しました!
旭丘高校の生物部は、宇久村 三世さん(2年生)が部長として頑張っています。生物部顧問の綿路先生は、長年カラカネイトトンボの調査を続けております。宇久村さんが小学校2年生の時に、学校祭で綿路先生と出会い、大好きな生き物に一日中触れられるクラブ活動に憧れて旭丘高校への入学を決意したそうです。
財団では、お二人の素晴らしい取り組みに感銘を受けて、学校祭での生物部とのコラボ企画を検討しました。
そして、北大北方生物圏フィールド科学センター上田研究室(上田 宏教授:財団評議員)の皆様(5名)の全面的なご協力を頂き、“アウトリーチ活動”を実現致しました。学校祭の様子をご紹介致します!
○生物部では、ヘビ・カエル・カメ・魚などたくさんの生き物を
飼育しています。
○毎年、大人気のアオダイショウ(旭丘高校のテニスコートで捕獲され、現在は3匹います。それぞれレナちゃん、
アツミちゃん、ミウラさんと名付けてかわいがっています。)
初めは怖がっていた子供達も、少しずつ慣れ、最後にはヘビと触れ合っていました(宇久村さんと子供達)。
北大教授の大場先生(財団選考委員)もご家族と一緒に来て下さいました!
○英語のプレゼンⅠ (上田研究室留学生 ジョセフ レマンスキさん)
「北海道のサケはなぜふるさとの川に戻るのか?」
皆さん真剣です!
○上田研究室大学院生 中村さんが分かり易く通訳(解説)をして下さいました。
○英語のプレゼンⅡ (上田研究室留学生 アーネスト チェンさん)
「アメリカのサケはなぜふるさとの川に戻るのか?」
参加頂いた皆さんから、たくさんの質問が飛び交いました。
Q.サケはなぜふるさとの川に戻るのか?
A.川の水に含まれるアミノ酸と深い関係があるのです・・・。
○プラナリアの展示
旭丘高校生物部OGの石田さん
○サケの脳解剖 (上田研究室大学院生の古川さんと村上さん)
小学生から市民の方まで、たくさんの方が集まって下さいました。
○旭丘生物部部長、宇久村さんのプレゼン
「生物多様性を知るために
―統計解析からわかったトンボと生物多様性について―」
日頃の調査結果を、堂々と発表して下さいました!
○コラボ企画実現のために、何度も楽しい打合せを行って下さった旭丘高校の生物部顧問の綿路先生、
生物部部長の宇久村さん、生物部OG(山本さん、石田さん)そしてこの度、生物部を盛り上げよう
という企画にご賛同頂きお力をお貸し下さった上田先生、そして素晴らしいプレゼンをして下さった
上田研究室大学院生の皆様、本当に有り難うございました。心より感謝申し上げます。
生物部、生物部OG、上田研究室大学院生の皆さんと記念撮影。
(前列左:生物部顧問 綿路先生、前列右:宇久村さん)
上田 宏教授(右端)と上田研究室大学院生の皆さんと記念撮影。
○秋山財団では、今後も中学生・高校生や大学生など北海道の未来を担うみなさんとの交流会や
“アウトリーチ活動”を積極的に実施して参ります。
全道各地の皆様との出会いと数多くのコラボレーションを楽しみにしております。
※7月27日の北海道新聞、日曜版“知究人”で、「カラカネイトトンボを守る会」事務局長の綿路先生と旭丘高校生物部の様子が紹介されました。
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