研究者の今を知る!受領者インタビュー
過去に秋山財団の研究助成を受けられた研究者に「ところで、その後どうですか?」と伺い、研究内容や想いなどを語っていただきます。
第2回目は、北海道大学大学院理学研究院 教授 千葉由佳子先生です。
(2020年度研究助成(一般):植物の日長変化に対するロバストネスを支える時計遺伝子のポリA鎖長制御)
研究のメインテーマである「動けない植物が環境の変化に適応するための分子遺伝学的機構」をモデル植物の紹介も含めて分かりやすく解説。「若手研究者へのエール!」「大切なもの」「これからの夢」などについても語っていただきました。
2024年8月9日に実施したインタビューと撮影の様子をご覧ください。
【撮影の様子】
【感想】
今回、インタビューという形で広く研究について
お話しする機会をいただき、大変勉強になりました。
研究者を目指してから今日までずっと走り続けてきましたが、今回の機会はこれまでの研究のあり方や、今後の方向性を見直す良い機会となりました。また、できるだけわかりやすく伝えることの重要性についても改めて考えさせられました。スタッフの方々からいただいたアドバイスを活かして、より伝わりやすい内容にできたと思います。
この場を借りて感謝申し上げます。この動画が研究に関心を持つ多くの方々、特に将来の日本の研究を担う若者たちの役に立てば、何よりの喜びです。
【秋山財団へのメッセージ】
秋山財団研究助成(一般)に採択いただき、審査員の先生方ならびに財団関係者の皆様に深く感謝申し上げます。昨今、研究費の獲得がますます厳しくなり、常に予算の心配をしながら研究を進めている状況です。そのため、研究そのものに集中する時間が限られ、研究者としての本来の役割について改めて考えさせられています。今回の助成により、研究に専念できる時間が確保できたことを大いにありがたく感じています。この貴重な機会を活かし、より良い研究成果を挙げられるよう今後も努力を重ねてまいります。
北大 千葉由佳子
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