「ウイマム文化芸術プロジェクト」in 白老町のご案内
ネットワーク形成事業助成「世代をつなぐ森づくりプロジェクトと芸術祭」(2017~2019年度助成)の木野哲也様より、「ウイマム文化芸術プロジェクト」のお知らせがございましたので、以下にご案内いたします。
2018年7月より、文化庁委託事業「平成30年度戦略的芸術文化創造推進事業」として、北海道・白老町にて「ウイマム文化芸術プロジェクト」がスタートします。
2020年に国立アイヌ民族博物館の開館を迎える白老町にて、地域、アート、多文化共生・多様性をキーワードに様々なプロジェクトを生み出し、未来のシラオイを共に考え、協働する場をつくっていければと考えています。
その第一弾として、シラオイ・フィールドミュージアム「歩く白老」を開催いたしますので、ご紹介させていただきます。
★シラオイ・フィールドミュージアム「歩く白老」★
歴史や地勢、動植物の生態系など風土を読み解くことで、かつてのシラオイを想像し、この地に息づく文化を学ぶ、2つの体感型プログラムです。
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*散策プログラム①【地域学】
「白老アースダイブ:アイヌ語地名から探る土地の記憶」著書に『蝦夷島と北方世界』(共著)などがある谷本晃久氏(北海道大学文学研究科教授)を講師に迎え、7月15日(日)・8月19日(日)に開催。
*散策プログラム②【植生学】
「アチャポ トゥラノ パヨカアン ロ(アチャポといっしょに野山を散策しよう)」アイヌ語や木彫講座、アイヌ文化の植生ガイド、カムイノミ等儀式の副祭司も務める作田悟氏(アイヌ文化アドバイザー)を講師に迎え、7月29日(日)・8月26日(日)に開催。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーまた、7/22(日)には、加藤種男氏(総務省地域力創造アドバイザー)、大澤寅雄氏(文化生態観察 / アートNPOリンク理事)、蔭山ヅル氏(ART LAB OVA代表)、柴田尚氏(北海道教育大学岩見沢校教授/NPO法人S-AIR代表)をパネラーとして迎え、各地域での様々な取り組み事例をヒントにしながら、未来のシラオイのこと、地域の可能性などについて話し合う、地域に開かれた会議の場[パブリック・ミーティング]を開催します。
ウイマム文化芸術実行委員会 プロジェクト事務局
ディレクター 木野哲也
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